◆山形市 車社会脱却地図(もしもモノレールがあったら)
2009平成21年5月30日改訂 |
毎日当たり前のように車を運転していて疑問に思うこともなかったが、 長い歴史の中で、この車社会ってかなり異常だということにようやく気づいた。 スーパーへ買い物に行くのも車。通院するのも車。銀行へ行くのも車。山へ山菜採りに行くのも車。 こんな車社会で18歳以下、または高齢者はどうやって自力で移動しているのだろう。 これから益々高齢者が激増する。そして車を運転できる人口比率は下がってくる。 今後は老若男女、誰でも移動できる交通手段が必要だ。 公共交通機関を整備しなければ、人々は暮らしていけなくなる。 ということで、我田引水の山形市モノレール地図を妄想してみました。 |
〈JRの駅を増設〉 ●奥羽本線・仙山線・左沢線ともに駅を増やす。 ・駅を増やすことにより、駅間距離が東京並みに短くなり、通勤通学に大変便利。 ・雨が降ったからと、母親が車で子供を学校へ送り迎えせずに済む。 ・大手町駅のホームから霞城公園の桜を堪能できる。 〈モノレールを新設〉 ●山形電鉄東西線・山形電鉄南北線・山形電鉄中山線の三本を市内に走らせる。 ・芸工大の学生が駅前で飲もうが、七日町で飲もうが、モノレールで帰れる。 ・西公園へ家族で電車に乗って行けるという幸せを味わえる。 ・NDスタジアムへ電車で行けるので、仙台の都市交通を追い越した気分を味わえる。 ・流通団地や立谷川工業団地への通勤ラッシュがウソのように無くなる。 ・山形駅または諏訪町駅で乗り換えれば、市内を電車やモノレールだけで移動できる。 ・高校生が野球の強制応援で、遠距離を泣きながら自転車漕ぎをする必要がなくなる。 ・NDスタジアム・県球場ともに、試合後の大渋滞が緩和される。 ・県立中央病院・山大医学部など、比較的病院へ近いところに駅があるので、車のない人でも病院へ行きやすい。 |
〈ぼやき〉 ・利便性を享受できない地区も多々あり、バスを走らせて補完しなければならない。 ・富山市のように成功事例があるので、夢ではないはずだが・・・ ・コンパクトシティに市が取り組んでいるはずのなに、なぜ街はやたらと広がっていく?街の中は空き地だらけなのに。 ・パークアンドライド方式(知らない方はウィキペディアを見てください)で市内への車の進入を制限する(業務用は別)。 または、パークアンドライド利用者には、とてつもない特典を設ける。 ・エコとはエコカーを購入することではなく、車に乗らない事だと思う。 〈結論〉 ・モノレールなど造らなくても、バス路線を充実すれば事足りる。 ・市民のコンセンサスが全く得られない地図だ。 ・周辺市町村の事を何も考えていない地図だ。 ・そんな予算はどこにも無い。 ・採算を取るには人口が最低100万人を超えないとダメだろう。 ・非現実的な妄想。(でも、この妄想が楽しいのです) |