◆[天童市]県総合運動公園 光満ちる(2014平成26年11月5日撮影)
ところどころコメントが抜けてますが、たまにはいいじゃないの〜。

「こだんどごさもサイン書いであるんだね。しゃねがったぁ」

まだまだ朝の空気がうっすらと残っている。

9日はプレーオフへ向けた決戦。
NDスタジアムはそのときを静かに待つ。

NDスタジアムから青い炎が立ち上るような雲。

なんの実かわからず、帰宅後早々に図鑑をめくる。
モミジバフウだって。こんな珍妙な実がワサワサ成ってるんだから、秋の森はおもしろい。

どう見ても人に何かを訴えたくて文字を刻んだんだ。
ん〜、でもなんと書いたんだろう。

「ぼくだげ置いでいがねでけろー」

遠足?野外学習?なんでもいいけど、広い公園中に光が降り注ぎ、歓声がこだまする

落ち葉の乾いた感触をいつまでも忘れるなよ〜。

落ち葉によっくど近づいてみる。
水分を天に吸われ尽くして、カチャカチャだが、しっかりとした筋だけは通しておきたい。

真っ青な空が、水面にペターっと張りつく。

「火事だど思たっけはぁ」
「煙の出ない火事っだな」

噴水に洗われたように、すっかりか細くなって垂れ下がる枝。

太陽が二つ三つ四つと波間に揺れる。
まぶしすぎて正視できない幻惑の世界。

水面に流れる水はあぶくを造り、キラキラ輝いてすぐ消える。

「ほっだな、なんぼ掃いでも、次から次へとだがらぁ」
秋の置き土産はあまりにも多すぎる。

「こだい黄色ぐなてぇ」
「もはや、真っ黄症状っだなぁ」

「秋ずぁ、重だいもんだずねぇ」

散乱する光と戯れることの、なんと楽しい事よ。

「こだい黄色い客が押しかげっど、人の座る余地なのないまな」

銀杏の実を鼻の穴に突っ込まれたら、あまりの臭気に悶絶してしまう。

みんなで臭いの元を探る。
このイエローストリートじゅうが臭いの元だべした。
「こごば歩いた人は、この後どごさ行ぐかしゃねげんと、変な顔で振り返られないように気をつけらんなね」
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